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熱収縮チューブQ&A
熱収縮チューブとは?
A.熱収縮チューブとは、その名の通り、熱を与える事で、収縮し、径が小さくなるチューブです。収縮するといっても、正確な表現では「元の形に戻ります」 ⇒詳しくはQ.熱収縮チューブってどうやって出来るの?へ
俗に「スミチューブ」という名称で呼ばれる事がありますが、こちらは某収縮チューブメーカー様の登録商標名であり、収縮チューブ=スミチューブ という訳ではありません。熱収縮チューブは主に、電線の接続部、端末の絶縁処理に使用されています。また、電線の識別用や、電食防止にも用いられています。熱収縮チューブは電気が流れている装置などには必ずといっていい程使用されており、収縮しないチューブと違い、使用適応径の範囲が広く、段差のある箇所にも使用が可能です。対象物にフィットし、防滴などといった多くの利点から、長年愛されている製品です。

熱収縮チューブってどうやってできるの?
A.材料はポリオレフィン樹脂やフッ素系のものまで様々ありますが、形を成型するまでは通常のチューブと同じく、押し出し成型によって形作られます。まず材料を混ぜた後に、押し出し機のヒーターで温められながら、成型されて出てきたチューブは急冷し、「非収縮チューブ」が完成します。その後、そのチューブ”照射架橋”という処理が施されます。架橋とは、複数のモノマー(単量体)が重合する(結合して鎖状や網状になる)ことによってできた化合物であるポリマー同士を連結し、物理的、化学的性質を変化させる反応のことです。簡単にいえば、架橋前のチューブの分子は不正列です。しかし照射架橋をする事で、その分子が綺麗に連鎖をして並び、強靭になります。(その際に耐熱温度も高くなります)その状態で、特殊な方法により、チューブを均等に伸ばす(径を大きくする)という処理を行います。(架橋を施したチューブは分子の整列が均等のため、綺麗に伸ばす事ができます。)このようにして出来上がるのが熱収縮チューブです。これに熱を与えると、チューブはまた架橋後の均等な元の姿に戻ろうと働き、「収縮する」という反応が起こるわけです。
※ちなみに、照射架橋は放射線を当てる処理を行うため、徹底した安全管理の下、地下35mで行っています。

熱収縮チューブはどうやって収縮させるの?
A.基本的に収縮に必要な温度を与えればよいだけなので、方法は様々あります。(逆に、その温度の環境化に保存をしておくと、収縮が開始されてしまいますので、ご注意下さい。)ライターなどで収縮をする方も多くいらっしゃいますが、高温になりすぎて被物体に影響を与えたり、チューブが焦げてしまう可能性がありますので、専用のドライヤーをお勧めしております。 温度調整が可能な他、均一に熱を与えたり、逆にノズルを使用しポイントで熱することが出来ますので、大変便利なアイテムです。「ヒートガン」という名称でよく使用されています。 ⇒弊社取り扱いのヒートガンはこちら

デンカエレクトロンの熱収縮チューブの特徴は?
A.①すべてのシリーズは、有害物質をほとんど含まない製品となっています。
デンカエレクトロンは環境に害を与えない製品の開発に努めており、RoHS、REACH規制などの要求を満たした製品がほとんどです。その他の環境調査ご要求も承っておりますので、お問い合わせ下さい。
②用途に合わせた多種多様なチューブがございます。
7色のカラー色を取り揃えているものや、耐熱熱収縮チューブ収縮率が6分の1もあるもの(世界でもここまでの収縮率の製品を製造している熱収縮チューブメーカーは少ないです)など、様々な特徴をもったチューブを製造しています。
③すべての製品にマーキングを施していません
熱収縮チューブは、配線指示のマーキング用としてご使用になられる方が多くいらっしゃいます。その際に、弊社のマークやUL認定マークがされていると文字が被るといった面で不便が生じる事があるため、全ての製品はノーマーキングタイプとなっております。
④徹底した品質管理をされた工場で生産を行っております。
生産国は中国の華南地区です。この地域は製造工場のメッカとなっています。ISO9001取得工場です。広大な敷地で、熱収縮チューブを専門に製造し、毎日世界各国へ輸出されています。

熱収縮チューブの選び方は?
チューブを被せる対象のサイズ、使用環境などの条件からお探し下さい。チューブの内径(φ数)は、収縮前、収縮後のサイズを確認し、対象の段差、収縮時間などを考慮し適当なものをお選び下さい。
下記、弊社製品の熱収縮チューブ性能早見表です。
製品名 収縮率 収縮前内径 収縮温度 使用可能温度 UL取得
SZF2チューブ 2:1 1.5φ~30φ 70℃以上 -55~125℃ 黒・白
SZF2チューブカラー 2:1 1.5φ~30φ 70℃以上 -55~125℃ 赤・青・黄・緑・灰
SZF3チューブ 2:1 1.0φ~25φ 70℃以上 -55~125℃
アースチューブ 2:1 2.0φ~25φ 70℃以上 -55~125℃ 黄/緑   
CCSチューブ 3:1 1.5φ~39φ 70℃以上 -55~135℃ 黒・赤・黄・緑・青
サンイチチューブ 3:1 3.0φ~40φ 80℃以上 -45~125℃
ヨンイチチューブ 4:1 4.0φ~52φ 80℃以上 -45~125℃
ロクイチチューブ 6:1 19φ~70φ 120℃以上 -55~110℃   
SETCチューブ 2:1 2φ~10φ 70℃以上 -55~105℃ 黒・白  
THTチューブ 2:1 1φ~100φ 70℃以上 -55~105℃ 黒・透明   
ヴィトンチューブ 2:1 3.2φ~50φ 150℃以上 -55~200℃   
HOSチューブ 2.5:1 15φ~150φ 110℃以上 -55~105℃ 赤茶   
HOLチューブ 2.5:1 15φ~150φ 110℃以上 -55~105℃ 赤茶   

その他特殊な熱収縮チューブ

TSCLチューブ
◆高電圧用多穴キャップ ⇒ TSCMチューブ
TSCMチューブ
◆低電圧用多穴キャップ⇒ TSCLチューブ

◆端末用 ⇒ 終端止めキャップ

◆保護テープ ⇒ HOLTテープ
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